自分では借金するつもりはなかった。しかし何らかの事情、例えば悪い相手に騙されて借金だけが残ってしまった、という場合はどうすればいいのでしょう?自己責任的な面から、やはり払うものは払わなければならないのでしょうか。
親兄弟が借金していたら、身内だから払わなければならないのかというと、保証人にでもなっていなければ払う必要はないのですが、自分が負ってしまったことに関しては払わなければいけないみたいですね。
借金相談事例の中に、このような話がありました。
その方は人がいい方で、友人からお金を融通してくれと頼まれ、貸すことにしたのです。ところがこれをきっかけに、ことあるごとにお金をせびられるようになってしまいました。 そして気がつけば、友人に貸すためのお金を自分が消費者金融から借りている状態に陥っていました。さらにはその友人と連絡が取れなくなって裏切られたと知り、自分に借金だけが残ってしまったというもの。
人がいいがためにつけこまれたのかもしれません。やりきれないかもしれませんが、消費者金融から借りているのが自分である以上、返さないわけにはいきません。業者からしたら、そんな事情知ったことではない、のですから。借金の額が月の収入の20倍であれば支払不能と判断され、自己破産を申し立てることも可能だそうです。
しかし、騙された上に自己破産で爪痕の残る結果になるのは嫌ですね。本人がいい人であればあるほど心に傷も残るでしょう。知人間でのお金の貸し借りは難しいところです。
生活苦や不況から自己破産をする人は後を絶ちません。今日もどこかで借金に追われて自己破産、あるいは借金相談も出来ず、もうどうにもならないと夜逃げや自殺をする人もいるかもしれません。
ここ数年で、一番自己破産の申請が多かった年は2003年のようです。2000年あたりから不況で倒産する会社が相次いだことと、自己破産という制度がより世に知れ渡ったことが要因と考えられています。「自己破産=自分の身以外のすべてを失って人生終わり」というイメージだったのが、ブラックリストから事情を知られるような行為などしなければ、自己破産したことがそうバレることもない。隠し通せば恥ずかしい思いもしないことから、気軽に申請する人が増えた模様。返せなくなったら自己破産すればいいやという考えに至る人もいるようです。ただしギャンブルなど浪費で作った借金に関しては免責が利かないことがありますので、その場合は自己破産は出来ません。債務整理や過払い請求など、無料で借金相談に乗りますという法務事務所やCM広告が増えたこともあって、手続きに行きやすい空気になったのも要因でしょう。
しかし、2004年以降の自己破産の申請数は徐々に減少してきているようです。不況であることは残念ながら変わっていません。では何故減っているのか。それは新破産法と個人再生手続きが成立したからだとされています。多重債務者の増加に頭を抱えていた方々が、債務者を救済すべく立ち上がったわけですね。これにより、マイホームなどを取り上げられず済むわけですから、自己破産より個人再生を選ぶ人が増えたのだと思います。加えて出資法の金利の上限が引き下げられたことによるサラ金業者の廃業・減少も、要因の一つでしょう。
借金相談をしに行く場所なんですけど、この世の中たくさんあるみたいです。たくさんあるだけに、相談するにもどこが信用出来るところなのか知りたいですよね。どうせなら債務整理の実績があるようなところに行きたいでしょう。ではどうやってそれを探しますか?借金を抱えていることって、どちらかというと人に言いたくないことです。普通、自分だけで決めにくい時って身近な人に相談したいですけど、今回はそうもいかない。という時のインターネット頼み。
本当、探せば色々出てくるなーという感じです。借金相談先を探すための相談先を発見しました。どこの相談先に行くのがいいかを診断する簡単なアンケートが設置されていました。私自身、今は借金はしておりませんが、試しに診断してみました。とにかく早く解決したい、家族に知られたくないなど、多くの方がネックに思っているところをカバーする司法書士、弁護士事務所をピックアップで表示してくれました。口コミまでありましたし、利用者の意見が知られるのは大きいですね。他に任意整理や特定調停といった整理方法もズラッと掲載されていましたので、そのサイト一つ利用するだけでも結構良さそうな感じでした。
テレビCMで有名なところは、信用できるかもしれないけど、逆に敷居が高いと感じられるそうです。中には客集めだけのよろしくない事務所もあるみたいで。有名だからというだけで選ぶよりも、しっかり自分に合ったところを探す方がいい結果に繋がりますよね。
借金に関する相談内容の一つに、サラ金からの厳しい取り立てに関するものがあると思います。
基本的に、審査が甘く簡単に貸してくれるところは取り立てが厳しいものと考えた方がいいでしょう。
銀行でも消費者金融でも商売であるので、返済する気配のない人に貸しつづけることはしたくありません。なので、事前に審査をするわけです。勤務先や務めた年数・収入・借り入れ件数などで判断し、問題なさそうであれば貸し付けします。元々事前審査が厳しく貸して大丈夫だという人には厳しい取り立てはないように思います。
逆に、サラ金などこの審査が甘いところは取り立てが厳しくなるのです。また、足元を見てか高い金利で貸し付ける傾向があります。あまりにも高い金利で支払いを続けていると感じたら、利息制限法に反しているかもと考えてください。その場合、定められた利率を超えた分は無効とされ、払う必要はありません。これには返還請求の手続きをする必要があり、費用や時間もそれなりにかかります。後に返還してもらえるかもといっても、別に行動を起こす手間が増えることになりますので、最初からサラ金から借りないようにする方がいいのです。
さて、他に相談内容に挙がるのは債務整理でしょうか。
上でも書きました余計に払っていた利息の返還請求、任意整理、自己破産についてが該当します。複数業者から借りていた借金を一本化したり、司法書士に協力してもらい毎月の支払額を減らしてもらえるよう業者と交渉したりします。これらを家族に知られずに出来るかが重要であるようです。
確かにあまり知られたくないことですよね。私も同じ立場ならそう思います。
相談時にその旨を伝えれば配慮していただけることでしょう。